• ホーム
  • かゆーい性器ヘルペスにはこの薬を使おう

かゆーい性器ヘルペスにはこの薬を使おう

2019年07月21日
困っている男性

性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルス(HSV)の性器粘膜への感染によってひきおこされる性病の一種です。粘膜に艦船すれば発祥する可能性があるので、性器粘膜だけでなく口腔粘膜に感染する可能性も十分あります。主な症状は感染部位に発生する水疱や赤みなどで、しばしば水泡は破綻して内溶液により艦船範囲が周囲に広がるだけでなく、潰瘍を形成しいたみを伴うこともあります。
HSVは古くから人類に万延しているウイルスの一種で、感染部位に応じて大きく二種類に分けることが出来ます。口や口腔粘膜周辺に発症するHSV1型と、性器粘膜に感染するHSV2型に分類されてはいますが、感染している性器粘膜に口唇粘膜が接触すれば艦船が広がるのであまり厳密にすみわけがされているわけでもありません。ちなみに神経の筋にそって水泡が出現して痛みを伴う帯状疱疹という類似したウイルス感染しょうがあります。しかし帯状疱疹と性器ヘルペスとは、ウイルスの種類も感染経路も異なるので別の病気です。
性器ヘルペスの治療は薬の内服か注射により行われることになります。治療薬にはバルトレックスやゾビラックスなどの内服投与がメインです。ただ原因がウイルス感染であるため、抗生物質は効果を発揮しません。バルトレックスとゾビラックスはいずれも抗ウイルス薬に分類されるもので、抗生物質とは作用機序が異なります。ウイルスは宿主に寄生しなければ活動することができません。そのためウイルスの増殖のためにはウイルスDNAを宿主の細胞内で増殖させることが必須の条件になります。
バルトレックスの有効成分バルシクロビルやゾビラックスの有効成分アシクロビルには、ウイルスDNAの複製を阻害する作用をもっているのでウイルスの増殖を抑制する作用を発揮するというわけです。このような作用機序はバルトレックスのジェネリックであるバルクロビルでも同様です。ただバルクロビルはジェネリックというだけでなく、有効成分の吸収性を高めているので有効性も上昇していると見られています。
バルトレックスやゾビラックスなどの抗ウイルス薬の有効性は明らかで、重症例でないかぎり所定の期間、薬を内服することで症状は軽減治癒します。もっとも性器ヘルペスは再発し易いのが特徴で再発防止が大切になってきます。一年を通じて繰り返すときには、再発防止のためにバルトレックスやゾビラックスなどを1年間ほど継続投与する場合もあります。

関連記事
危険な梅毒は「ペニシリン系の抗菌薬」が有効です

性病の中でも梅毒は古くから知られてきた病気で、治療薬が登場するまでは不治の病のひとつとしてしられてきました。梅毒は感染しても3週間程度の潜伏期間があり、早期では足の付け根のソケイ部に軟らかい無痛性のしこりが発生する程度です。これを初期硬結(しょきこうけつ)と呼びますが、やがて崩れて潰瘍をつくりますが...

2019年09月10日
尖圭コンジローマにはイミキモド?

尖圭コンジローマとは、男性器の亀頭部や陰嚢部位、女性器やその周辺や子宮口、男女ともに尿道周辺や肛門周辺などに特有の形をしたイボ状の腫瘍が多発する病気です。原因となるのはヒトパピローマウイルスというウイルス感染で、性交渉を介して感染が広がるので性病の一種と認識されています。ヒトパピローマウイルスには数...

2019年09月25日
性交渉の経験がなくても感染する!カンジダ症の薬は?

女性特有の感染症のひとつがカンジダ症です。性感染症の一種に分類されることもありますが、カンジダは女性性器やその周辺のほか、口腔や消化管などの全身の粘膜に分布する常在菌の一種で、必ずしも性交渉を持っていない場合でもカンジダ症を発症するリスクがあります。原因菌となるカンジダは水虫の仲間の真菌になります。...

2019年08月22日
かかりやすい感染症?クラミジアの治療薬はコレだ

現在日本でもっとも身近な性病といって間違いないのがクラミジア感染症になります。感染者数のコア層は性生活の活発な男女になっていますが、突出して患者数が多いのが若年の女性で29歳以下に限ってみると男性患者数を上回っているほどです。最近では性交渉をもつ年齢が下る傾向が顕著になっていることで10代の患者数の...

2019年08月03日